”人類が月にまで到達した事は、偉大なる技術と知恵の勝利です。
しかし、私は人類がいまだ月の美しさを十分に、絵画や詩に歌い尽くしていないのではないかと感じています。
出来る事なら、その美しさを十分に歌い尽くしてから、到達して欲しかった”

エルンスト ベルトラム



月よ 幾多の旅人の行く手を照らせし月よ
無限の時と 永劫の未来と過去を 体現せし月よ
おまえの優しさは まるで母のよう

大洋の底に営む 無限の生命
地上の女神たちの 生命の鼓動

あまりに深く また やさしく
おまえの力は 私たちを 包み 支配する

その懐に抱かれる時 おとずれる 限りない幸福 調和
地上の美と 天上の美に 架け渡される 奇跡の架橋

Schale



Canon 10D EF24-70F2.8L  背景はミシャベル山群
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10D EF70-200F4L
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Canon 1Ds EF200F1.8L
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Canon 1Ds EF24-70F2.8L
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by schale21 | 2006-03-26 05:19 | 詩と文学 | Comments(9)
Commented by ありゃいん at 2006-03-27 19:10 x
今回はいつにも増して荘厳な写真ですね。
特に最初と最後はなんとも表現しがたいほどのスケールと歴史とを感じます。日本で月と城を撮ってみても当たり前な感じがしますが、この建物はダークな感じと厳かな感覚が同居しているようですね。

海外の建築写真がクールに感じるのは材質の違いではないか?と常々思っていましたが、この写真で少しだけそれが裏付けられたのかなぁと^^;

山岳ホテルでこんな風景を見たいですよ~。
Commented by Capucci-mm at 2006-03-28 08:37
おはようございます!カプチです(^o^)・・・・って時差がありましたね(^^;)爆
私もリンクさせて頂きました!ありがとうございます(^^)/
最後の写真・・・ツボです、こういうの撮りたいなぁ(@_@)、中の写真とか撮るのも私の夢なんですよね~(-_-;)
Commented by schale at 2006-03-29 03:22 x
ありゃいんさん、空気や素材など様々な違いはあるでしょうね。来て頂いて、意見を伺いたいです。
晴天なら、山並み、雨なら古い町並みをご案内しますよ。いまから楽しみです。またこんな雰囲気のホテルもあります。ご予約しますよ。

カプチさん、マクロの巨匠においでいただき恐縮です。ぜいいちどいらしていただくのはどうでしょうか。ツアー組むとか。笑
被写体にはことかきません。
Commented by kojiro-net at 2006-03-29 23:11
月は自分では光らないんですね。
太陽に照らされての月。
受動的なはずなのに、あらゆるものを様々に映す月。
月の美しさは月の中にあり、同時に見るものの思いの中にあるのではないかと思います。

というわけで私は太陽のような女性よりも月のような女性が好きです(^^;;;
Commented by schale at 2006-03-30 06:19 x
こじろうさん、おっしゃる通りです。見る人によるのです。ある人はいかに到達するか技術的観点からのみ見るでしょう。ある人は国威の発揚の場として、あるいは資源など経済的観点から見るでしょう。
しかし西洋文明が、あまりに物質的な充足のみに傾いていた事に変わりはありません。先のベルトラム博士の言葉はその事を指し示しています。
月の力は主に、生物の生殖にかかわるようです。ウミガメの産卵、珊瑚の受胎、また女性の月経などと深い関係がある事は知られています。
いずれにしても、自然との敵対ではなく、調和と感謝をもった関わりこそ、唯一の正しいありかたと感じています。
Commented by tch.photo.cafe at 2006-03-31 00:09
こんばんは、あまりにも深くていらっしゃるので、薄識の私には難しくて気の利いたコメントはできずすいません。しかし最後のカット素敵ですね、シャーレさんの撮られた同じアングルに私も立ってみたいです。脱線しますが、そちらにも日本の「おぼろ月夜」に該当するような言葉はあるのでしょうか?
Commented by schale at 2006-03-31 05:37 x
TCHさんなら同じ場所で素晴らしい写真ものにされますよ。そう思うと恥ずかしい気分です。
自分はTCHさんのものの見方、被写体との慈愛溢れる関係の仕方に大変感銘を受けています。今後も真似させて頂くこともあるかもしれませんが、お許し下さい。
Commented by konishi_yasuhiko at 2006-03-31 11:10
最後のお城に浮かぶ月の写真がとても印象に残っています。
お城も月も自分では光らない存在なのに、照らされる事でしっかりと存在している事を主張しているようですね。
太陽のように照らす側は常に孤独ですが、照らされる側はいつでも誰とでも仲良くできるってことを思い出させていただきました。
Commented by schale21 at 2006-04-02 05:00
こにしさん、照らす側はいつでも孤独であるという深い洞察に、感嘆を禁じ得ません。また、照らされる側であるはずの月もまた、私たちを導いてくれる存在でもありますね。
自然と人間の不思議を感じます。


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