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子ども達と未来

希望と未来
”真の勇気は希望のないところにも不動である” 芳賀檀


この世のあらゆる悪と絶望が 君の勇気をくじく時
想像を絶する悲惨と残忍が 人間への信頼を その根底から破壊する時
真のダビデは立ち上がる

その無限の勇気の 再びの証明 天空に響く雄叫び
巨怪のゴリアは 醜い小人
不可能の壁は 花に遊ぶ楽しき遊歩

その時 勝ち誇る傲慢と不遜の権力は
無価値 無力の亡霊であることを知らしめるのだ

絶望と落胆の死か 希望と勝利の死か
いずれにしても 一定の死を前にして 何恐れるものがあろう

彼らは死を恐れ否定する
我らは恐れない 
恐れるべきはただ 無意味な生 空虚な生
愛と献身を知らぬ 怯墮な生

いかなる権勢と暴力とが 立ちはだかろうと
未来は 真性の勇者のものなのだ

シャーレ


人の人格の多くは、子供の時代に決まってしまうというのは真実かもしれません。
それは、人生でもっとも大切なものは何かを学ぶ時だからです。

子供達が友情と、人の絆の大切さを学ぶ時、また自分と他人の生命が、かけがえのないものであることを学ぶ時、現在の、いかなる閉塞の闇も破られぬことはないと信ずるのです。


撮影シャーレ
Canon 1Ds EF35mmF1.4, EF24-70F2.8, EF50mmF1.4

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写真提供 Larry Williams
南仏 エクサン プロバンスにて
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Larry Williams
オーストリア、チロル州、Innsbruck郊外の集合住宅の建築に伴い、撮られたそこに住む人々の写真。(商業用のため、場合により短期間で削除する可能性があります)
転載を固く禁じます。
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by schale21 | 2006-10-19 05:03 | 詩と文学 | Comments(6)
Commented by Capucci-mm at 2006-10-19 08:14
みんなでジャンプのとか、カップルのとか良いですね~
表情がいいです、日本人のようなぎこちなさがない(笑
子供達に等しき未来がありますようご祈念申し上げます(^o^)
Commented by palms-7 at 2006-10-19 22:17
凄く乱暴な言い方ですが、子供は天使であっても人間ではない・・
色々な事を学び経験する事で人間になっていくのです。
人間の尊厳、命の大切さ、自らと他者への思いやり・・
様々な事を自分を取り巻く人や者から学ぶのです。
しかし今、子供を取り巻くものがおかしくなってきています。
子供の笑顔を絶やさぬように、子供を人間に育てる為に、大人や社会は責任を持たねばなりません。
世界中のどこでもお写真の子供達の様に笑顔で過ごせるようになって欲しいです。
大人にはそうする責任が有るのですよ・・

表現の一部に不適切な部分が有ることをお詫びいたします。
Commented by schale21 at 2006-10-20 05:59
Capucciさん、いつもレス感謝です。ジャンプの写真は、いろいろ偶然が重なってそういうことになったそうですが、すぐに注目を浴びたそうです。
たしかにこういう作為のない写真は日本より撮りやすいですね。
なんででしょうか、不思議です。
Commented by schale21 at 2006-10-20 06:12
palmsさん、いえいえ、まったく100%同意見です。乱暴でもなにもありません。しかしいつもながら見識の深さに関心します。
また、それなりに、昨今の現状を聞くにつけ、危惧される心境もわかるつもりです。

オオカミに育てられた人間はオオカミになるといいます。であるからこそ、未来に賭けるしかないのだと思います。
彼らとどう接するかが、私たち自身を試される場なのだということでしょう。しかし、ここで、この場で未来を変えることは可能と信じています。そうでなければ生きているかいはないでしょう。
自分はある意味楽観主義者、ある意味悲観主義者であるのかもしれません。笑
 あらためて、真の勇気は希望のないところにも不動であるとの言葉に惹かれる思いです。
Commented by おじゃまします at 2006-10-21 04:23 x
たしかに人格形成は、幼少期の体験が大きく影響する、というのはよく言われることですね
それは、取り巻く人間のつながりによるものであって、人間が社会的生物といわれるゆえんと思っています
逆に近隣の見えない生活条件では、子どもはおろか大人や老人すら心を病み、人を傷つけたり自らをあやめてしまう、悲しい場面も目にしたことがあります
政治がどうの、という前に、自分の足元を見つめなおし、そこから社会を見るようにすると、見方も変わってくるかもしれません
シャーレさんとラリーさんの写真からは、そうした素敵なコミュニティができているな、と思わず微笑みながら一枚一枚丁寧に見させてもらいます
Commented by schale at 2006-10-22 05:02 x
おじゃましますさん、まったくおっしゃるとおりであり、その見識、本質を付いた鋭い洞察に感嘆するばかりです。
また、さまざまな経験を経てこられたことを思い、いつかお会いしてゆっくりお話を伺いたいです。
まさに人が自分や他人を傷つける本質の原因がそこにあり、自分の足下を見つめよというご指摘も、あまりに真実を突いたものです。
また、写真の意図を理解していただき、感謝いたします。


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